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ynkby's blog

正しく考えるというのは難しい

日本のハロウィンは広まるか 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』

 

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
 

 USJを、ファミリーを取り込み(第一段階)、遠方からも客を呼べるようにし(第二段階)、USJのノウハウを複数個所に展開し(第三段階)、成長させるというプランを立て、第二段階にあたるハリーポッターができるまでを描く。なので、第一段階が主な内容になっている。震災直後に大人1人につき子供1人を無料にするキッズフリーとか、ユニバーサルワンダーランドという子供・ファミリー向けのエリアを作ったりとか、子供向けの施策が目立つが、女性向けという面も強い。

日本女性はアメリカ女性の2倍の頻度でテーマパークに訪れる。しかも母親層が多いという。アメリカ女性ほど感情を表に出さず、言いたいことを言わない日本女性にとって、テーマパークは重要なストレス発散装置となっているかららしい。しかも母親の場合、子供を預けてストレス発散するのに罪悪感を覚える人が多く、そのため子供と一緒に楽しめるという点からも、テーマパークが選ばれることになるという。

そんな女性向けイベントの一つとしてテコ入れしたのが、ハロウィンのイベント。ハロウィンは、子供が仮装してイタズラするぞと言いながら家を回ってお菓子をもらったりする、羽目を外していい非日常のお祭り。だから仮装も悪魔とか死体とかダークなものになる。ということで、夜にゾンビを徘徊させ、女性にキャーキャー言ってもらってストレスを発散してもらうハロウィーン・ホラー・ナイトを始め、これが成功した。

ここ最近、日本でハロウィンの認識が加速度的に広まっている。コスプレが一般に広まってきたからとか言われているが、どうもUSJもそれに絡んでいたようだ。ハロウィンは、クリスマスとかバレンタインとかと同じ、日本に全くなじみのない舶来品で、こういうのは、だいたいビジネスのにおいがする。サンタさんがプレゼントをくれるクリスマスはおもちゃとかの業界が引っ張り、バレンタインはチョコレート業界が引っ張ったとするなら、ハロウィンはイベント屋さんが引っ張ったということか。

ハロウィンは一般に広まるのだろうか。ハロウィン大会がイベント会場を出て一般に広まるのは難しそうだが、子供にあげるハロウィンお菓子なら、一般人も関わる新たなマーケットととして出来上がったりするかもしれない。日本のハロウィンはお菓子を通じて一般化していくにちがいない。