花火の火花

正しく考えるというのは難しい

ビートルズ

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Long Tall Sally 貴重な曲だ

出だしのポールのシャウトがとてつもない。最初のラブミードゥーの時の緊張した声とは大ちがいだ。知らずにボリュームを上げたままこの曲をスタートさせてしまったら心臓が跳び出るくらい驚いてしまうはずだ。そんな人を見たことがある。心臓の弱い人には聞…

You Can't Do That 不穏な12弦ギター

Can't Buy Me LoveのB面で、これもサードアルバムに入っている。A面の曲は映画に使われていたが、これは使われていない。それなのに収録されている。セカンドアルバムで始まった、シングル曲とアルバム収録曲を切り離しは、間断なしというわけではなく、基本…

Can't Buy Me Love ビートルズサウンドの新局面 

ビートルズの新局面。シングル曲なのにポールがひとりで歌ってる。ツインボーカルじゃない。また、リズムもちょっとブルージーにシャッフル系で、これまでの非常にわかりやすいポップ路線からは少し離れている。そして、ジョンがアコースティックギターをジ…

Sie Libt Dich みんなやらされ仕事

Komm, Gib Mir Deine Handに続く滑稽ドイツ曲二曲目。この曲にある原曲She Loves Youにはない価値といえば、ステレオバージョンがあることだろうか。しかし、演奏と歌がそれぞれ左右に分離しているだけのビートルズ的ステレオなのでイヤホンではホント聞きづ…

Komm, Gib Mir Deine Hand  劣化である

I Want to Hold Your Handのドイツ語版。ひと目見て分かるように、曲名が元のと変わっている。直訳すると、come, give your hand(来い、手をちょうだい)だ。なんでこうなったのかというと、これによって、聞き所の、叫びの部分の歌詞、I Wanna Hold Your H…

This Boy  三人ハモリ・バラードの最初

https://youtu.be/naOG4X2ZH9s?si=yKYHTMr-sEKW9Rjz I Want to Hold Your HandのB面。三人のハモリが美しい。歌が始まると「おお!」と驚いてしまう。Ye It Is、そして、Becauseへとつながる三人ハモリ・バラードの最初の曲。三つともジョンの曲というのは、…

I Want to Hold Your Hand マージービート完結

この曲はマージービートの完結編だ。マージビートが何なのかという話はあるのだが、ジョンとポールのツインボーカルというのを挙げたい(それは単に初期ビートルズということだけかもしれないが)。シングル曲について見れば、Love Me do以来、ジョンとポー…

Money(That’sWhat I Want) ハイハットはならさない

アルバム最後を飾る、ジョンがかなり叫んで盛り上がるカバー曲。初期のアルバム最後の曲といえば、盛り上がるカバー曲である。前作ラストのツイスタアンドシャウトを意識した選曲であろう。 やはりリンゴのドラムがいい味出していて、前曲では、突然の目立っ…

Not A Second Time  抱きしめたいの露払い

この曲は、リンゴのドラム。I Want to Hold Your Handと同じ節回しがあって、この曲でもそのドラムメロディーを叩いている。これにすべてを持っていかれてしまう。こちらの方が少し野暮ったい感じがするが、こちらの曲のほうが録音は先らしいので、これが洗…

Devil In Her Heart ジョージ三曲目

ジョージがリードボーカルをとる、コーラス・グループとしてのビートルズを堪能できるカバー曲だ。歌をハモったり、Ah-のバックコーラスになったり、色々変化がついてて飽きさせない。基本的にはオリジナルを踏襲している。女性コーラスのカバーなのだが、歌…

I Wanna Be Your Man リンゴのキャラが固まる前の曲

アルバムにひとつあるリンゴの歌う曲である。ノリノリの曲だが、聴き所も、ノリノリのリードギターだ。特にイントロ。ジョージのチョーキング一音である。歌の合の手にこれを入れるなら分かるが、イントロに持ってきたのが秀逸というか無茶苦茶というか、他…

You Really Got A Hold On Me ポールの声が聞こえない

ゆったりした4拍、その1拍の中に3拍入る(12/8という)、ビートルズのこれまでにないようなリズム。出だしのイントロのフレーズが印象的で、要所要所に唐突な感じでこのフレーズが入ってきて、この曲を引っ張っていく。拍子が変わっているかのような印象…

Hold Me Tight 新しい曲構成

ポップでキャッチーな曲で好きだったのだが、どうも世間的には受けの悪い曲でビートルズ的には捨て曲らしい。サビの「ソウ、ホウ!(ほう!)」というコーラスの掛け合いとか楽しくていいと思うし、展開部でドラムがハイハットからタムタムへ移って雰囲気を…

Roll Over Beethoven ジョージの原点

ジョージがギターを弾きまくっている。それこそLittle Childのジョンのハーモニカみたいに。しかしなんだろう。今一つギターにうまさを感じない。基本的にジョージのギターはそう思うことが多いのだが、原因の一つは、音なのではなかろうか?エレキギターで…

Please Mister Postman ハイハットは鳴らさない

レコードの時代でいえば、A面の最後を飾る曲で、それにふさわしく、最後はコーラス繰り返しでどんちゃん騒ぎになって、もりあがったままフェードアウトしていく作りになっている。B面最後の曲Moneyも同様のラストになっていて(フェードアウトはしていない)…

Till There Was You ジョージのギターの曲

蜜の味に続くポールの美しい曲第2弾。これが次のアルバムでは、And I Love Herと自作曲になる。ノリのいい曲を聞きたい人には非常に退屈な曲だ。そういう人は、Yesterdayも嫌いな曲になるので、この曲などは完全なダメ曲にちがいない。で、アルバムの中での…

Little Child ピアノを聞こう

ジョン最後ともいえるハーモニカパフォーマンスの曲。ハーモニカの総量的にはビートルズ1番の曲だろう。出だしから最後まで途切れることなく吹きまくっている。ジョン自身が歌ってるのにも関わらず。間奏のハーモニカソロもある。歌を歌っているにも構わず…

Don't Botherr Me パーカッションのビートルズ

アルバム4曲目は、ジョージの指定席。前回の4曲目はカバー曲を歌っていたが、今回は自作曲になっていて、その点で前回よりバージョンアップしている。しかし、この曲は、ジョージの記念すべき初の曲ということ以外では評価のない曲で、まあ、その通りといっ…

All My Loving 名曲名演

All My Loving 初期の名曲とされる曲だし、そう思うが、最初聞いたときは取り立てて好きな曲ではなかった。歌のメロディーが好きになれなかったのかもしれない。全般的にビートルズのヘルプ前後の中期ごろの曲が好きだったからだろう。しかし、初期の方の曲…

All I've Got To Do 間を楽しもう

リンゴがアンナドラムをたたく素晴らしい曲だ。アンアドラムとは、Please Please MeのAnnaで聞かせたドラムだ。1小節にハイハットがチッ!とひとつ入る。アンナとは、パターンが異なるが、この点は変わらない。アンナではオリジナルのドラムパターンをその…

It Won’t Be Long Help!のさきがけ

It Won’t Be Long セカンドアルバムwith the beatlesの一曲目で、イントロなしでいきなり歌から入る。初期のアルバムの最初の曲はイントロのないものが多いが、これがその最初になる。前のPlease Please Meもおそらくイントロなしの曲で始めたかったんではな…

She Loves You 高音ハーモニー

ジョンのハーモニカをB面に追いやった初期ビートルズの代表曲の一つだ。これまでシングルA面は、Love Me Do、Please Please Meとハーモニカで始まる曲だった。前曲のFrom Me To Youでは、モノラルバージョンではそれまでと同様ハーモニカから始まっていたが…

Thank You Girl リンゴのドラムソロ

この曲はシングルFrom Me ToYouのB面です。やっぱりファンに向けてサンキューといってるのでしょう。ファンを意識してる点では、From Me To Youと同じですが、こちらは媚を感じず、ちょうどいい感じのポップソングに仕上がっています。ということで、こっち…

From Me To You あざとい

前のシングルPlease Please Meとちがって、がっつりと何週も1位をキープしており、だれにも文句は言わせないNO1ヒットになっています。これでイギリスは完全制覇しました。 曲調はといえば、アイドルソングになりました。マージービートというやつでしょう…

Twist & Shout アルバムで一番の曲

www.youtube.com 検索数的にはアルバムPlease Please Meで一番の曲らしい。タイトル曲よりも。カバーなのでビートルズ以外のものを探しているものもあるだろうが、ビートルズ以外のこの曲なんてほぼ知られてないし、Please Please Meの曲を知らなくてもこの…

There's A Place 清涼感

重苦しい蜜の味が終わった後の清涼剤。清涼感を味わう曲だ。気分が沈んだ時に、あなただけ愛してると言った君のことを思い出すといい気分になるという歌。君とのキスを思い出すと蜜の味がよみがえるという全曲と同じ思い出し系なのだが、全然印象が違う。歌…

A Tasete of Honey(蜜の味) 甘いが重い

前曲と同じギターのじゃら~んから始まります。デジャヴ感を味わえる歌です。曲も甘い感じのもので、それも前曲と同じです。でもこっちの方がより重いです。ついでに言えば、カバー元のレニー・ウェルチ(今年2025年に亡くなった)版よりも重いです。レ…

Do You Want To Know A Secret ジョージの声を聴け

ギターがじゃら~んと鳴って始まるのだが、次の曲(蜜の味)も同じくじゃら~んと始まる。この2曲、セットなんじゃないだろうか。じゃら~んで始まる導入部を持つ甘い歌。 それはともかく、じゃら~んと来て、僕がどんなに思ってるか君にはわからないだろう…

Love Me Do(アルバムバージョン) バスドラに注目

アメリカでトップを取ったバージョンである。演奏はシングルバージョンに比べて段違いに良い。それはドラマーがアンディ・ホワイトだからというわけではない。シングルバージョンの緊張して震えてるようなものではなくて、ちゃんとはじけてる。歌ってる声の…

Boys 歌詞はともかく名演だと思う 

リンゴ初のボーカル曲で、ストレートにノリのいい曲だ。しかしそれはこの時期にはまだリンゴのキャラが確立していなかったということの表れでもある。リンゴはカントリー系が好きなようで、カントリー風の曲か、イエローサブマリンとかのキャラの立った曲を…